これまでは個人毎に机を割り当てていましたが、人事異動の度に社員が荷物を抱えて引越しをしたり、他拠点の出張者が仕事をする際にスペースがないなどの問題があったため、2022年にフリーアドレス制度を導入しました。

「始業時に誰がどこに座ってもよい」というフリーアドレスを導入したことにより、執務スペースには大きなゆとりが生まれました。またフリーアドレス導入に伴い、「退勤時には私物をロッカーに片付ける」というルールを作ったため、机の上は毎日きちんと片付けられていて、社員からも「きれいになった」「使いやすくなった」「いろいろな人と話す機会が増えた」と好評です。

オフィス環境が社員のモチベーション向上やコミュニケーションの活性化により新しい発想、イノベーションの創出につながることを期待しています。

YLPでは従来オフィス内ではスーツでの勤務としていましたが、2020年にオフィスでの服装は原則自由とし、社員がTPOに応じた服装を選択できるようにしました。露出の多いものは控えましょう、などのガイドラインはありますが、原則は自由で、Tシャツやスニーカーでの勤務も可能です。

快適な服装で働くことを通じて身体的・精神的なストレスを軽減するとともに、以下のような効果を期待しています。

- モチベーション・生産性の向上

- コミュニケーションの活性化

- 自主性・創造性・発想力の向上

当社へご来訪の皆さまも、どうぞご遠慮なく軽装でお越しください。

YLPでは始業時間を9時30分に設定し、時差出勤を実践し、通勤ラッシュのピークを避けることで社員の通勤時のストレスを軽減しています。昼休憩時間も12時30分から始まるため、ランチタイムのピークを外すことができ、行列に並ぶ無駄な時間を過ごさなくてもすみます。

また、正規の終業時刻は18時30分ですが、「効率的に業務が終わらせられている場合、18時で退社しても良い」としています。仕事もプライベートも時間を大切にしてほしいという考え方からこのような取り組みをしています。

当社では時間単位での有給休暇の取得も可能なため、各個人の事情に合わせて必要な時間のみ柔軟に休暇をとることができます。経営理念に「時間創造」を掲げている当社としては、社員にも時間を有効に使ってもらい、充実した生活がおくれることを願っています。

「勤続3年以上」など一定の条件を満たすとテレワーク勤務を申請することが可能です。テレワーク勤務者の勤務時間はフレックスタイム制が適用され、例えば「11時始業～20時終業」といった働き方も可能となります。

実際は、他の人と連携しながらの業務も多いため基準時間に合わせるケースがほとんどですが、プロジェクトの都合でイレギュラーな時間に作業があってもそれに合わせて始業をずらすことで、長時間の就業を避けることができます。

災害時などに全社員がテレワーク可能となるよう、リモートアクセスシステム、スマートフォン支給、グループウェアの導入などの環境を用意しています。当社のネットワークインテグレータとしての経験は、当社自身の働き方改革にも活かされています。