担当工程
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基本設計 |
詳細設計 |
構築 |
導入 |
保守 |
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事例概要
事例説明
本事例のお客様は博物館を運営されており、従来よりWebでの予約システムを運用されていましたが、
コロナ禍への対応として時間単位での人数制限を設けたいとのご要望がありました。
また、どの時間帯に誰が訪れたのかまで記録を残しておくことも要件とされました。
お客様の要件に基づき、本システムでは以下のような仕様としました。
・Webからの予約申込は時間帯ごとの予約枠、空き人数の範囲内で受け付ける方式とし、
申込者へQRコードが添付された受付票(PDF)がメールにて送られます。
・予約情報はバックエンドシステムと連携し、予約情報DBに格納されます。
・来館者は受付票をスマホに表示、または印刷した用紙を管内受付のQRコードリーダにかざすと
現在の日時と申込の来館予定日時を照合し、適切な場合画面は緑になり予約情報DBに来館の事実が記録されます。
予約時間と異なる場合は黄色、日が異なる場合は赤で表示して適切な時間帯で入館するよう促します。
・受付担当者には来館者名が表示される小型ターミナルがあり、
QRコードがうまく読み込めなかった時にも受付番号を手入力できるようになっています。
本システムはOSSを活用し、あらゆる業種・業態へ柔軟に対応できる構成としました。
小型ターミナルからのデータは、中継サーバ(PROXY)を介してパブリッククラウドと連携していますが、
クラウドや通信インフラの障害時には一定期間内であれば、
小型ターミナル単体で受付業務を継続できるように設計されています。
また、クラウド上の予約Web、中継サーバについては入力された個人情報は
連携システムに渡したあとは速やかに削除するなどセキュリティにも配慮しています。